(株)インシリコデータの有する技術


 化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)技術は化合物を扱う様々な研究分野で適用され、数多くの研究実績をあげています。この研究を実施するに当たり、様々な技術が統合されて利用されます。
  1.化学データを集めるための技術、
  2.化合物情報をデータ解析出来るようにするためのパラメータへの変換技術、
  3.種々のデータ解析技術、化学/データ解析を効率的に行う為の計算、
  4.データベース、グラフィック等に関するコンピュータ関連技術
等です。
 インシリコデータは、この様々な分野で多くの研究実績や独自技術を有しています。

株式会社インシリコデータ:In Silico Data, Ltd.
解析目的情報と
基本データ
 データ解析に必要となる解析目的(目的変数)と、解析時に利用する説明変数創出時に必要となる情報です
  *目的変数関連情報:
 ・種々薬理活性およびADME関連情報
 ・生体および生態(環境)毒性(安全性)関連情報
 ・種々医療関連情報(感受/耐性菌情報、死後経過時間、他)
 ・種々物性関連情報
  (融点、沸点、光・水・酸化分解性、種々転移点、脱色、他)
 ・その他(生産歩留まり率、産地情報、品質管理、他)
*説明変数関連情報:
 ・化合物関連情報(1,2,3次元構造式)
 ・種々機器スペクトル情報
化学パラメータ
関連技術
 データ解析を行う時に使用されるパラメータ(数値データ)
   ・2次元化合物構造パラメータ(トポロジカル)
 ・3次元化合物構造パラメータ(トポグラフィカル)
 ・物理化学パラメータ(MP, BP, MR, パラコール、他)
 ・理論化学パラメータ(HOMO, LUMO, 電子密度、他)
 ・QSAR関連パラメータ(LogP,π,σ,σ*, Sterimol, 他)
 ・演算パラメータ(パラメータ同士の演算によるパラメータ)
 ・複合パラメータ(種類の異なるパラメータ同士や組み合わせ)
 ・機器スペクトルデータ(Mass, IR, NMR, UV, GC, LC, 他)
化学データ解析
関連技術
  湯田が開発したKY(K-step Yard sampling)法は、従来手法の分類率や相関・決定係数の大幅な改良を実現した世界初のデータ解析手法です。
 クラス分類では常に完全分類を実現し、フィッティングでは極めて高い相関及び決定係数を実現します。
  *データ解析前処理過程
 ・データの前処理関連技術(パラメータ及びサンプル)
 ・特徴抽出(パラメータ選択)関連技術
*種々データ解析手法
 ・クラス分類(従来手法及びKY法)
 ・フィッティング手法(従来手法及びKY法)
 ・種々クラスタリング手法
 ・次元変換/減少/拡大手法
コンピュータ関連技術  化合物のアナログ情報を、コンピュータのデジタル情報に
変換する技術、他
   ・コンピュータケミストリー関連技術
  (コンピュータ上で化学関連情報を処理する技術)
 ・コンピュータグラフィック(化合物、解析結果表示、他)関連
 ・化合物、機器スペクトルおよび目的変数関連データベース
 ・その他(ネットワーク、インターネット、他)